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重助菩薩
重助菩薩
短編小説集


筧次郎 著

本体1500円+税/ 192頁/2017年発刊
978-4-88503-241-7

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百姓暮らしの豊かさを追究してきた哲学者が初めて書き下ろした異色の短編集

哲学者から百姓へ。34年百姓をしながら論考を書いてきたが、論理の正確さを求め、感情を抑えてきた分、小説というかたちで挿絵のように書きためてきた。人間として、生きることを真正面から問い続けた百姓哲学者が綴る5篇の短編小説集

≪収録作品≫
重助菩薩
動物裁判
ゆうこく
青い粉
王の愁い



【著者プロフィール】筧次郎(かけい じろう)
昭和二十二年、茨城県水戸市生まれ。百姓、哲学者。 京都大学卒業後、パリ第一・第三大学で哲学・言語学を学ぶ。花園大学講師を経て、自らの思想を実践するために、昭和五十八年より筑波山麓で百姓暮らしを始める。平成十四年、スワラジ学園の設立に参加し、平成十八年まで学園長を務め、現在は、提携組織「スワデシの会」を運営。著書に『死を超えるということ』『ことばのニルヴァーナ』『百姓暮らしの思想』『自立社会への道』ほか、共著に『百姓入門』など。「工業社会の諸問題」や「百姓暮らしの意義」をテー マに、また、自身の原点である「仏教思想」や「ガンジーの思想」などについて、講演も多数行っている。

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